BMW 1シリーズF20(1A16・1B30・1R15・1S20・1S20G・1S30)
斜め前からの比較

ライトは上下に厚みがあり、グリル側に向かって斜めに絞られる。

ライトが薄く横長になり、キドニーグリルが広がる。バンパー下の開口部も形が変わる。
斜め後ろからの比較

左右のテールランプは車体側だけに付く。ハッチを横切るランプはない。

L字形のテールランプが車体側とハッチ側の2分割になり、内側まで伸びる。
主な改良時期
| 発売・改良 | 主な違い |
|---|---|
| 2011年9月・2012年 | 5ドアの116i・120iを発売。2012年にMスポーツと、直列6気筒のM135iを追加。 |
| 2013年8月 | 116i・120iのiDriveナビを標準化。発売当初の車は装着を現車で確認。 |
| 2015年5月・9月 | 5月に前後の外装を改良。116iに代わる118iは当初1.6Lで、9月に1.5Lの直列3気筒へ。 |
| 2016年 | 5月に118dを追加。9月にM140iを発売し、11月には120iが2.0Lに切り替わる。 |
| 2017年8月 | ダッシュボードやセンターコンソールを見直し、ナビ画面をタッチ操作対応に。 |
車検証の型式と駆動方式
| 時期・仕様 | 2WD | 4WD |
|---|---|---|
| 前期・116i/120i | DBA-1A16(1.6Lガソリン) | 設定なし |
| 後期・118i | DBA-1A16(1.6L) DBA-1R15(1.5L) | 設定なし |
| 後期・118d | LDA-1S20(2.0Lディーゼル) | 設定なし |
| 後期・120i | DBA-1A16(1.6L) DBA-1S20G(2.0L) | 設定なし |
| M135i/M140i | DBA-1B30(M135i、前期・後期) DBA-1S30(M140i、後期) | 設定なし |
F20は5ドア車の開発コード。表は国内正規仕様で、2WDは後輪駆動(FR)です。DBAは平成17年排出ガス基準から75%低減のガソリン乗用車、LDAは平成21年規制適合のディーゼル乗用車の区分です。1A16は前後期と複数のグレードで共通なので、初度登録・車台番号・現車の外装を照合します。
グレード別の装備
| グレード | 主な違い |
|---|---|
| 116i/118i | ガソリンの基本系。118iは1.6Lと1.5Lがあり、改良直後のスタンダードはLEDヘッドライトと衝突被害軽減ブレーキの標準装備対象外。 |
| 118d/120i | 118dは2.0Lディーゼル。120iはガソリンの上位で、1.6Lから2.0Lに変更。駐車支援やシート装備はパッケージも確認。 |
| スポーツ/スタイル | 後期のスポーツは黒い外装加飾と赤い差し色のシート。スタイルはシルバーの外装加飾とクロス・レザーのコンビシート。 |
| Mスポーツ | 専用バンパーやアルミ、スポーツシートなどを採用。外装部品だけを交換した車も、車台番号で元の仕様を照合。 |
| M135i/M140i | 3.0L直列6気筒ターボの高性能モデル。M140iでは新世代エンジンに変更。専用足回りやブレーキ、純正ホイールも確認。 |
図は国内向けの標準バンパーをパールホワイトで比較した例です。Mスポーツなどはバンパーの形が異なるため、前後期はランプを優先して見分けます。 比較図はAIイラストです。
注意点
- 車検証とエンジン。 同じ118i・120iでも排気量が異なる。車検証の型式、燃料の種類、車台番号で仕様を照合する。
- 運転支援・駐車装備。 衝突被害軽減ブレーキ、クルーズコントロール、バックカメラ、駐車センサーの有無と表示を現車で確認。
- ナビと灯火。 iDriveの画面とコントローラー、後期のタッチ操作、LED・キセノンの点灯状態を確認。ライトの交換跡や結露も見る。
- 冷却系・駆動・整備履歴。 冷間始動、冷却水・オイルの漏れ、8速ATの変速、後輪まわりの異音を確認。118dは車台番号でEGR関連のリコール実施歴も照合。
- 純正装備と消耗品。 MスポーツやM135i・M140iは純正ブレーキ・ホイールを確認。タイヤは前後サイズと摩耗を点検する。